これだけは知っておきたい! 仏壇に供えるお花「仏花」の心得

仏壇に供えるお花「仏花」
近年、プリザーブドフラワーの世界でも「仏花」は注目されています。

プリザーブドフラワーとは?
生花を特殊加工して、枯れずに長持ちできるお花にしたもの。
「プリザーブド」とは「保存した」という意味。

本来、仏花は生花が基本でしたが、近年、プリザーブドフラワーが「生花を加工したお花」であるので、仏花をプリザーブドフラワーで取り入れられるお寺もあり、一般家庭にも広がってきました。

仏花、枯れない
仏花、長持ち
仏花、お手入れ簡単

などのキーワードで検索される方も増えて、プリザーブドフラワーの仏花にたどりつく方も多くなりました。

プリザーブドフラワーが仏花として使われるようになっている中、いろいろな仏花が登場してきました。伝統的なトラディショナルなかたちに加え、いわば和風のアレンジが仏花として販売されていることもあります。それも素敵なのですが、仏花は、実はまだまだ気をつけないと、知っておかないといけないことがたくさんあります。

どなたかに仏花をお渡しするときに、自分は良かれと思ってしたことがかえって相手に失礼なことになってしまうという事態も実際あります。仏花としてあまり好ましくないお花もの、送る時期によっては好ましくない色があります。

例えば、好ましくないお花としては、「バラ」が代表的ですが、「とげのあるお花は送らない」という風習があります。
ただ、プリザーブドフラワーの世界では仏花にバラ使うことが多く、よくバラの入った仏花を見ることが多いのではないでしょうか?

もちろん故人がバラを大好きな方もいらっしゃいますので、今ではまだ贈ることがオッケーのおうちもありますが、そこはちゃんとお相手の家をリサーチしてから贈ることをお勧めします。

仏花の心得として抑えていただきたいこと、
それは

贈るお相手のことをしっかりリサーチする

ということです。

トレンドで素敵な仏花と思われたとしても、差し上げるおうちにとってはタブーと言うこともありますので、そこは慎重にしていただきたいところです。

また、色に関しての知識としては、四十九日までに送るお花としては色を使わず「白いお花」で送るのが基本です。
四十九日を過ぎてから「薄いピンク」や「薄い紫」そして、徐々に色付けしていくのが基本。

仏花の個数ですが、は「一対」が基本ですが、今は住宅事情やお仏壇の大きさによって、「一対」ではなく、「一基」で供えることが多いです。

現代のライフスタイルや、暑い時期にマッチする仏花。
お手入れが楽だから
便利だから
いつまでも綺麗だから
とプリザーブドフラワーを選ばれることはもちろん大賛成ですが、ただそこに、「愛」と「思いやり気持ち」を忘れずに、お渡しするお相手の「バックグランド」を踏まえて届けていただきたいと思います。

◆教室でお作りいただける 「仏花」

①花器付き 一基 7,500円税 花器を含めた全長30㎝

②ミニ仏花 一基 6,500円税 全長20㎝

③ミニミニ仏花 一基 4,000円税 全長20cm

⑤大きな仏花がご希望の方はこちらです。
花部分 30㎝から40cm

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_7752.jpg です

⑥寺院用 花部分80cmから110cm


*一般家庭でもお使いいただけますがご相談ください。こちらはオーダーのみです。

●製作の流れ
ご予約の際に仏花制作の旨をお伝えいただき、ご希望の大きさ、形がございましたら、合わせてお知らせください。お花は当時お選び頂きます。

お花はバラもお使いいただくことも出来ますが、差し上げる方のお家柄、状況をリサーチしてからお使いください。

●制作時間
約90分~

●初めてでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!不器用・・不安・・
とおっしゃる方も多いのですが、みなさん、プロ級にお作りいただきますので、ご安心ください。

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