プリザーブドフラワーの作り方と材料選び | 初心者が失敗しないコツ

初心者でも失敗せずにプリザーブドフラワー作りを体験できる記事のアイキャッチ画像

「人気のプリザーブドフラワーを自分でも作れたらいいのに」と感じる方は多いのではないでしょうか。

実は、お花づくりが初めての方でも、身近な道具や材料を揃えれば、手軽にプリザーブドフラワー作りを体験できます。

この記事では、手軽に入手できる材料や、初心者の方でも取り組みやすい手順について丁寧にご紹介します。

プリザーブドフラワーは自作できる?材料の違いについて紹介

淡い色合いのプリザーブドフラワーの画像

身近な道具や材料を上手に選べば、家庭でも手軽に長く楽しめるお花を作れます。花材や小物を揃える手間も少なく、特別な機材も必要ないため、思い立ったその日から始められるのも魅力です。

ただし、本格的なプリザーブドフラワーと比べると、色の均一さや花の柔らかさ、仕上がりの安定性には限界があります。「より美しく、長く楽しめる本格的なプリザーブドフラワー」を作りたい場合は、専門家が厳選した花材や、長年の技術・加工工程の知識が必要です。

あくまで市販の材料は、プリザーブドフラワーの世界に触れるための入口として考えるとよいでしょう。

結論:本格的なものとは少し違うが「長持ちするお花」は作れる

手軽に手に入る市販の材料や道具を上手に取り入れれば、本格的なプリザーブドフラワーとは少し違うものの、長く飾って楽しめるお花を手作りできます。

市販のプリザーブドフラワーは専用の薬剤や細かな工程で作られているため、家庭でまったく同じ仕上がりを再現するのは難しいのです。

とはいえ、脱色や着色に使用するグリセリンやエタノールは市販品を使用し、花材や小物を手に入りやすい材料で揃える方法であれば、初心者の方でもプリザーブドフラワー作りを楽しめます。

身近な材料で作るメリット(安価・手軽・初心者向き)

市販の材料を使う最大の魅力は、手軽に始められる点です。花材や小物も揃いやすく、初めての方でも気軽にプリザーブドフラワー作りに挑戦できます。

さらに、扱いやすい市販の材料であれば、失敗しても気軽にやり直せる安心感があるのもメリットです。低コストでも、手作りならではの楽しさや達成感を十分に味わえるでしょう。

知っておきたいデメリット(完璧な脱色・着色は難しい)

市販されている材料だけでは、完璧な脱色や鮮やかな着色を再現するのは難しく、お花の種類や状態によっては思った色味にならないこともあるでしょう。

ただし、少しの色むらや自然な風合いは手作りならではの魅力ともいえます。小さな工夫や工程の順序を意識すれば、材料や技術にこだわる本格的なプリザーブドフラワーとまではいかなくとも、手作りならではの楽しさを味わえます。

「脱色しない」作り方と「脱色する」作り方の違い(サジェスト対策)

脱色を抑えるには、次のポイントが重要です。

  • 脱水や脱色に使用する薬液をマイルドなものにする
  • 薬液の濃度を段階的に変える
  • できるだけ低温で処理する

一般的なプリザーブドフラワーは「脱水・脱色」「着色」「乾燥・固定」という順で作られます。脱水の工程では、花の細胞内の水分を取り除くことで腐敗やカビ、微生物の繁殖を防ぎ、その後、保存液が花全体に浸透しやすくなります。脱色の工程では、花本来の色素を分解・流出させ、酸化や褐変による変色を抑えるとともに、その後で行う着色を均一で美しく仕上げられます。

こうした工程により、花を長期間美しい状態で楽しめます。一方で脱色を行わない作り方では、花本来の色や自然な風合いをそのまま楽しめるのが大きな特徴です。

プリザーブドフラワー作りに必要な基本材料と選び方

テーブルの上に並べられたピンクと白の造花、ガラス花瓶、テープや道具が置かれたフラワーアレンジメントの作業風景

プリザーブドフラワー作りには、脱水や保存に使う薬液のほか、花材や着色用のインクといった基本的な材料が必要です。花材や薬液のグリセリン・エタノールは、ドラッグストアやフラワーショップで揃えましょう。

そのほかの材料や小物は、手軽に入手できる市販品で代用することで、コストを抑えつつ気軽にプリザーブドフラワー作りを体験できます。

【必須】保湿・保存に使う「グリセリン」

グリセリンはお花の「保湿剤」の役割を果たします。脱水したお花がグリセリンを吸い上げるため、生花のようなしなやかさと自然な鮮やかさを保てます。精製グリセリンはドラッグストアでも手軽に入手可能な材料です。

【必須】脱水・脱色に使う「エタノール」(消毒用アルコール)

エタノールは、花材を脱水・脱色する際に必要な薬剤です。花の水分と色素を抜くことで、お花が長持ちしやすくなります。

お花が浸る程度のエタノールが必要なため、少し多めに用意しておくと安心です。ドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。

【必須】着色に使う「インク」(プリンター用や万年筆用)

プリザーブドフラワーに色を付ける際には、プリンター用や万年筆用のインクを使用します。インクをグリセリンに混ぜることで、花に自然で鮮やかな色を付けられます。

手軽に入手できる市販のインクを使えば、色の濃さや混ぜ方を調整して、好みの仕上がりに近づけられます。

【任意】乾燥に使う「シリカゲル」(乾燥剤)

密閉容器にお花を入れ、乾燥剤であるシリカゲルと一緒に数日置くだけで、お花の形や色を美しく保ちながら乾燥させられます。

お花を上向きに置くことで、より自然な形を維持しやすくなるでしょう。

その他あると便利な道具

プリザーブドフラワー作りでは、次の道具を用意しておくと、作業がしやすくなります。

  • ハサミ
  • ピンセット
  • 手袋
  • 密閉容器
  • 新聞紙やビニールシート

密閉できる容器を用意しておくと、お花をしっかりと液に浸すのに役立ちます。

また、作業スペースを汚さないためにビニールシートや新聞紙を敷いておくのもおすすめです。

【初心者向け】プリザーブドフラワーの簡単な作り方4ステップ

市販されているアイテムで作るプリザーブドフラワーの作り方4ステップを示した画像

プリザーブドフラワーを手作りする工程は、大きく4つのステップに整理できます。

  1. 生花の準備・茎のカット
  2. 脱水・脱色
  3. 保存液に浸して着色
  4. 乾燥・形の固定

消毒用エタノールで脱水・脱色を行ったり、市販のインクを着色に使用したりすることで、手軽に材料を揃えて体験できます。

ただし、これらの工程自体はシンプルに見えますが、花の種類や状態によって仕上がりに大きな差が出やすい点に注意が必要です。

自分で材料を揃えて作製する場合の注意点

市販の材料を使ったプリザーブドフラワー作りは、手軽に始められる一方で、失敗が起こりやすい点には注意が必です。

例えば、脱水や着色の工程では、次のポイントが仕上がりに大きく影響します。

  • 加工液の配合
  • 温度や浸漬時間
  • 花材ごとの特徴

これらを適切に管理できない場合、色ムラが出る、お花が硬くなる、想定より早く劣化するといったトラブルにつながります。

ご家庭での作製は環境差が大きいため、安定した仕上がりを再現するのが難しい点を理解しておきましょう。

プリザーブドフラワーを自作する時のコツ

プリザーブドフラワーを自作するポイントを示す画像

プリザーブドフラワーを美しく仕上げるには、お花の状態や加工時間などのポイントを押さえることが大切です。

コツ:花は開ききる前の新鮮なものを選ぶ

プリザーブドフラワーは、お花が開ききる前の元気な状態のものを使うと、美しい形や色を保ちやすくなります。

花びらが薄い、大きすぎるものは扱いが難しいため、初心者の方はバラやカーネーションのような花びらが厚いお花がおすすめです。

コツ:脱色・着色時間はしっかり守る

お花の大きさや色の濃さによって時間は多少変わりますが、脱色・着色はそれぞれ1日程度、乾燥には2日程度の時間が必要です。

目安の時間を守ることが、色むらを防ぎ、美しい仕上がりにつながります。

プリザーブドフラワーを自作する時の注意点

注意点をイメージさせる電球マークの画像

プリザーブドフラワーを作る際は、湿度の管理や薬液の取り扱いに注意が必要です。安全かつ美しい仕上がりのために、次のポイントを押さえましょう。

注意点:湿気が多いと失敗しやすい(梅雨時は避ける)

プリザーブドフラワーは湿気を吸いやすいため、高温多湿の環境では変色、花びらが丸まる、カビが発生するなどのトラブルが起きやすくなります。

作業は梅雨時や雨の日を避けて行いましょう。

注意点:液の取り扱い(火気厳禁・手袋着用)

脱水・脱色や着色に使う、エタノールやインクは可燃性・刺激性があります。

必ず火気のない場所で作業し、手袋やピンセットで直接触れないようにしましょう。換気も忘れずに行うことが大切です。

美しいプリザーブドフラワーを作るには専門的な技術が必要

淡いピンクのバラとグリーンをあしらった、やさしい雰囲気のフラワーアレンジメント

プリザーブドフラワーを長期間美しく保つためには、単に工程をなぞるだけでは不十分です。

本当に美しい仕上がりを目指すには、次のような専門的な要素が欠かせません。

  • 花材の鮮度や個体差を見極める目利き
  • お花の種類に合わせた加工液の選定
  • 色や質感を安定させるための工程管理と再現性

これらは独学や簡易的な方法では身につきにくく、経験と体系的な知識が必要になります。

フラワーマリアージュの講座では、こうした専門技術を基礎から段階的に学べるため、失敗しにくく、安定した美しさを再現できる力を身につけたい方に選ばれています。

趣味として楽しみたい方はもちろん、作品の完成度を高めたい方や、将来的に活動の幅を広げたい方にも適した学びの場といえるでしょう。

手軽なアイテムで完成度アップ!簡単アレンジアイデア集

ガラスドームに入ったプリザーブドフラワーの画像

プリザーブドフラワーを作った後は、そのまま飾るだけでなく、ご自身で用意した材料や飾りを活用することで、より完成度の高いアレンジを楽しめます。

アレンジ1:ガラスドームや瓶に入れる

プリザーブドフラワーをガラスドームや透明な瓶に入れると、埃や湿気から守りつつ、上品なアレンジに仕上がります。お花を立体的に見せることで、高級感のあるディスプレイが楽しめるでしょう。

アレンジ2:フラワーボックス(箱)に詰める

小さなボックスにお花を詰めるだけで、手軽にギフト仕様のアレンジが完成します。ボックスの色や形と、お花の色の組み合わせを考える楽しみも味わえます。

アレンジ3:リースベースに取り付ける

市販されているリースの土台に、プリザーブドフラワーを貼り付けると、壁掛けやドア飾りとして楽しめます。大小の花やグリーンを組み合わせることで、自然な印象に仕上がります。

他の花材(ドライフラワーなど)と組み合わせる

プリザーブドフラワーとドライフラワー・造花を組み合わせると、色や形のバリエーションが広がります。アレンジを華やかにしたいときにおすすめです。

自作プリザーブドフラワーを長持ちさせる保管方法

プリザーブドフラワーを箱で保管している画像

プリザーブドフラワーは、生花のように枯れることはありませんが、湿度や光、ほこりなどの影響で色あせや変形が起こることがあります。

美しい状態をキープするためには、保管方法に注意が必要です。

高温多湿の場所を避ける

プリザーブドフラワーは湿気を吸いやすく、高温多湿の場所は花びらの変形やカビが生える原因になります。浴室、窓際など湿度の高い場所での保管は避けましょう。

直射日光や強い光を避ける

直射日光や強い照明に当たると、お花の色が褪せやすくなります。飾る際は窓際やライトの直下を避けた場所でのディスプレイがおすすめです。

ホコリは優しく払い、ケースに入れる

ホコリを被ってしまった場合は、乾いた柔らかい筆やエアダスターで優しく払いましょう。

ガラスドームや透明ケースに入れて保管すると、美しい状態が長持ちします。

プリザーブドフラワー作りに関するQ&A

Q&Aと書かれた紙がクリップで止められている画像

ここでは、プリザーブドフラワー作りでよくある疑問や不安をご紹介します。

Q.失敗した液は再利用できますか?

脱水・着色に使った液は花の成分が溶け出しているため、再利用はおすすめできません。色が濁ったり、花の鮮やかさに影響する可能性があります。

Q.完成までどのくらい時間がかかりますか?

花の種類や工程によりますが、脱水・脱色・着色・乾燥を含めると、平均で4日程度かかります。花の大きさや色によってはさらに長くなることもあるでしょう。

Q.手作りキットと100均、どちらが良いですか?

初心者の方は手軽に揃えられる100均アイテムもおすすめですが、専用キットは液や花材の品質が安定しており、完成度を高めやすいのが特徴です。まずはプリザーブドフラワー作りの流れを体験してみたい場合は100均、確実に美しく仕上げたい場合はキットを選ぶとよいでしょう。

Q. 花の種類は何でも使えますか?

プリザーブドフラワーに向いているのは、花びらが厚くコンパクトなお花です。

バラやカーネーション、小さめのひまわり、アジサイ、ガーベラなどがおすすめです。反対に、ハイビスカスやスイートピーなどの薄い花びらのお花は、変色や形崩れのリスクが高くなります。

まとめ

上品な色合いのプリザーブドフラワーの画像

市販されているアイテムを活用すれば、初心者の方でも手軽にプリザーブドフラワーに近いお花を作れます。

さらに、手軽に入手できるデコレーション材料を活用すれば、自分だけのオリジナルデザインを作る楽しさも味わえるでしょう。

自力で揃えられるアイテムは、プリザーブドフラワー作りを手軽に体験できる入口です。しかし、美しさや安定性を追求するなら、専門家が厳選した花材と独自の加工技術を学べる講座が最適です。

まずは体験レッスンで手作りの魅力を楽しみ「もっと本格的な作品を作りたい」「ワンランク上の仕上がりを試してみたい」と感じたら、専門技術を学ぶステップへ進むのがおすすめです。

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